人生初のドイツ人彼氏と付き合って2年3ヶ月、同棲してちょうど2年が経ちました。
いや〜ドイツ人っていろんな意味で面白いです!
今もまだまだ謎は解明できていないけど、やっとドイツ人彼氏を攻略できてきた気がします。
個人差があるので絶対とは言い切れないですが、ドイツ人彼氏のあるあるをお話ししていきたいと思います。
愛が深い
ドイツ人彼氏は、彼女を幸せにするためならなんでもするというくらい、思いやりが強く愛情深いのが特徴です。女性を守ってあげたいという気持ちも強いので、彼女がたとえ年上であってもサポート上手で頼りがいがあります。
日本人男性の場合、上司や先輩との付き合いを優先してガールズバーなどに行くなんていう話をよく聞きますが、ドイツ人彼氏は彼女との時間を第一に考えて行動します。
私の彼は浮気はもちろん、彼女や奥さんがいるのにキャバクラのような場所に行く男性が信じられないと言っていました。ごもっとも!
連絡がマメ
ドイツ人男性だけではないかもしれませんが、欧米人男性はメッセージを頻繁に送ります。デーティング期間中だけではなく、付き合ってからも連絡をマメに取り合い、おはようやおやすみの挨拶も欠かしません。
同棲している私の場合、仕事の合間にLINEしたりインスタグラムでリールを送り合ったりしています。彼はたびたび出張に行くのですが、忙しいときでも毎日やりとりして、「How are you doing?」「How was your day?」と気遣ってくれるので、会えないときも寂しさを感じません。
家事ができる
ドイツ人男性は10代や若い頃からひとり暮らしをするのが一般的なので、家事も当然できます。日本でも現在の若い男性なら料理を作ってくれるケースもありますが、まだまだ女性が家事を料理する割合が多いように思います。
ドイツでは共働きの家庭がほとんどなので、女性が家事をして男性が働きに出るという感覚が薄いのかもしれません。だから男性が家事や育児をするのも自然なことなんです。
ほとんどの日本の企業では女性しか長期の育児休暇をとれませんが、これに対して彼は「おかしい」と言っていました。男性は産めないけど、一緒に育てるんだから休暇をとって面倒を見るべきだと。もっと休みやすい環境ができれば、日本人男性もドイツ人男性のように家事・育児を手伝ってくれる人が増えるのではないかと思います。
ちなみに私たちカップルは、平日は基本的に私が夕食を作り、土日は彼が作ってくれることも多いです。毎週土曜日は私より先に起きてパンケーキを用意してくれます。
なんでも直せる
ドイツ人は倹約家なことで有名です。ただし、ただ節約するというよりも質のいいモノを買って何年も大切に使います。だから多少のダメージくらいなら修理するという人が実に多いんです。DIYができる人も多く、家を自分たちでリノベーションすることもよくあるほど。
私の彼氏もパソコンやスマートフォン以外ならたいていは直せます。機械を扱う仕事をしているのもありますが、それでも手先の器用さには脱帽です。私がよく物を壊すドジなので、見事に需要と供給が合っていると思っています(笑)。
細かいマイルールを持っている
家事もできて修理もできるなんて、ドイツ人男性最高〜!と言いたいところですが、めんどくさいと思う部分もあります。まあ完璧な人なんていませんからね。
ドイツ人男性は真面目な分、独自のルールを作り、それ通りに物事が進まないと気が済まない人も多いんです。
例えば、洗濯の方法。白いものは60℃以上で洗う、普通の衣類は40℃以上……といった具合に温度設定にこだわりがあります。というのも、ドイツでは熱いお湯で洗える洗濯機が日本よりも断然普及しているんですよね。私の服はデリケートな服が多く、お湯では洗えるものが少なく、洗濯の回数が増えるのでめんどくさいです。
綺麗好き
ドイツは家の中を綺麗にする文化が、日本よりも定着していると感じます。家族やパートナーと家で過ごす時間を大切にするのは素晴らしいし、見習いたいところです。
ただ、人によっては綺麗好きが度を超している場合があり、ズボラな人がドイツ人男性と同棲すると苦労します。私は不清潔なところは苦手なので、毎日軽い掃除はしているのですが、それでもドイツ人彼氏からすると爪が甘いようです。
彼はシンク周りを常に綺麗な状態にしておきたいようで、食器を洗ったら食器をすぐに拭き、戸棚にしまいます。食器をすぐ拭くのは雑菌が増えるかららしいです。さらにシンクをキッチンハイターで磨き上げ、水滴をしっかり拭き取りピカピカに仕上げます。
元々ズボラな私は、彼の綺麗さの基準には達しません。でも自分で自分を褒めるようにして、掃除を楽しんでいます。家が綺麗になるのはやっぱり気持ちいいです。
外見をよく褒める
ドイツ人以外でもいえることですが、外国人の彼氏は体型や顔、ファッションを褒めて気分を上げてくれます。日本人の男性はシャイだからか、彼女の見た目を褒めることが少ないと思うんです。
一方、ドイツ人彼氏は彼女の好きなパーツを「So cute」と言いながら触ってきたり、ファッションが好みだったときに「Beautiful」と何度も言ってくれたりします。
しかし、ドイツ人はよくも悪くも正直です。私の彼は筋肉が多い女性が好きなようで、「お尻をもっと鍛えたら?」と言われたことも。ただ、ずっと好き同士で惹かれ合った関係でいたいからと、彼自身もトレーニングしています。
スキンシップが多い
ドイツ人男性はシャイな人が多いとよく聞くものの、それでも日本人男性に比べたらスキンシップの量は半端ないです。朝出かけるときに軽くキスしたり家事をしていたら後ろから抱きしめられたり、お互いの肌に触れるというのが日常化されています。
個人差はあるとはいえ、大好きな人から触れられたら幸せですよね。実際、スキンシップすると幸せホルモンも出るそうですし。
外出先でも腰や肩に手を回すなど、極々自然にスキンシップができるのは外国人彼氏ならではです。ただしドイツ人カップルは、公衆の場でいちゃいちゃするということは少ないように思います。
デートは散歩や登山
ドイツ人は大の散歩好きなので、とにかくよく歩きます。デートでも自然の中で散歩やハイキング、ときには本格的な登山をすることもあるほどです。
私たちの初デートでもたくさん歩いた思い出があります。そのときは緊急事態宣言中だったので、おしゃれな公園で赤ワインを飲みながら喋っていました。そのときの話の流れで山に夜景を観に行くことになったのですが、5cmくらいのヒールを履いていたので、とても登れる状況じゃなく彼におんぶしてもらいました。もしこれからドイツ人とデートする際は、歩きやすい靴がいいかもしれません(笑)。
旅行好き
ドイツ人は世界の中でも旅行好きな人種。だから、ドイツ人と付き合うと、旅する人生が待っています。
私の彼はその中でも特殊かもしれませんが、ひとりで1ヶ月間ノルウェーでキャンプしたり、仕事も兼ねてではあるけど世界2周したことがあるくらい旅が好きです。私も旅することが人生っていうくらい好きなので、理想的な人を見つけたなと思います。
ただ、付き合ってびっくりしたのが、旅行する日数です。ドイツ人は最低でも1週間、海外であれば2〜3週間は滞在するのが普通。幸い、フリーランスの私は休みを調整しようと思えばできる環境にあり、今年はドイツに2週間、宮古島に1週間行けました。
とはいえ、これだけの休みをとろうと思うと、前後に仕事を終わらせお客様にお知らせしないといけないので大変です。でも彼と一緒に旅したくて、働き方や仕事の配分を変えたりして、少しずつ長期の休みが取りやすくなってきました。
よく小さなプレゼントをくれる
ドイツ人男性は倹約家でケチという情報をよく聞いたことがありますが、他の欧米人男性と同じく、女性にプレゼントするのは根付いてる気がします。ただし日本のようにお土産文化がなく、カップルで豪華なプレゼントを渡し合うことも少なそうです。
私の彼は日本に住んで3年以上経つからか、出張行くたびにクラフトビールやスイーツ、コーヒー、醤油などを買ってきてくれます。私はブランドものにまったく興味がないし、食べ物かお酒をもらうのが一番幸せなんです。
あとはメモリーカードとかキッチン用品とか、実用的なものをなんでもない日にくれることもあります。プレゼントそのものの値段よりも、喜ぶ顔を想像して買ってきてくれるのはなんであれ嬉しいですね。
まとめ:ドイツ人彼氏と付き合うと人生が変わる
ドイツ人彼氏は日本人とはまったく違う考え方を持っていて、なんでもストレートに言うので、無性にイラッとしたり激しく喧嘩することもあります。
でもよく考えてみれば、今までの恋愛関係ではそれだけ本気でぶつかり合って言いたいことを言うことってなかったんですよね。嫌われないように自分をよく見せたりしてました。
ドイツ人彼氏は、彼女のいい部分も悪い部分も全部受け止めてくれる愛情深さがあります。時に厳しいけど、そのおかげで私も成長できました。掃除好きになったのは一番の収穫!
カップルの時間を大切にしてくれるので、人生の優先度も変わり、彼と付き合う前よりも毎日が幸せだなと思う瞬間が増えました。それまでは仕事がすべてだと思ってたので。
いろいろ書きましたが、ドイツ人彼氏、いいですよ!終わり方が雑(笑)。